11月1日、焼津鰹節水産加工業協同組合事務所(焼津市上小杉)にて、宮中新嘗祭(11月23日)に献上される鰹節の箱詰め式が行われました。

 箱詰めされたのは、焼津港で水揚げされたカツオで製造した本枯節。4月の焼津鰹節伝統技術研鑽会(リンクに関連記事)で切り込み後、カビ付けされました。完成した260本の中から特に質の高い7本を選び、天皇陛下へ献上されます。

 箱詰め後、大石組合長は「今年は鰹節製造に不向きな脂の多いカツオの水揚げが目立つが、製造に向くカツオを手に入れられた。天日干しを行う夏場は天候にも恵まれ、カビ付け、色合いの良い鰹節ができた」と喜びを語りました。箱詰めされた鰹節は、11月8日に献上されます。

https://suruga-blueline.jp/news/yaizu/katsuobushi_kensankai_R05.html